
7月に入って、研究会情報のページを眺めていると、そろそろ勉強会シーズンだなという感じがしてくる。明治図書のeduzineの研究会一覧などを見ていると、週末ごとに、あちらこちらでいろいろな会が開かれているのがわかる。
国語もあれば算数もあり、特別支援もあれば外国語もある。眺めているだけで、少し焦るような、それでいて楽しみなような、妙な気持ちになる。
授業はアウトプットの連続である
考えてみると、日々の授業というのは、ずっとアウトプットをしているようなものである。自分の中に蓄えたものを、手を替え品を替え、生徒に向かって出し続けている。もちろん、生徒とのやり取りの中で気づかされることも多いのだけれど、それでも基本の構図としては、こちらが「出す」側に立っている時間のほうが圧倒的に長い。
出し続けていれば、当然、中身は目減りしていく。
だから、どこかでまとまってインプットをする時間を持たないと、いずれ枯れてしまう…という危機感は、年々強くなっている気がする。そして、そのまとまった時間というのが、結局はこういう長期休みなのだ。
とはいえ、7月前半は…
ただ、現実的にはそう簡単でもない。7月の前半というのは、成績処理やら面談やら、学期末のあれこれと重なっていて、正直なところ、腰を据えて勉強するどころではない。研究会の案内を見つけても、「あ、この日はまだ終えていないな…」と、指を折って数えているうちに終わってしまう。
まあ、毎年のことではある。それでも、週末ごとに並んでいるイベントの一覧を眺めながら、「夏休みに入ったら、どれに顔を出そうか」「今年はどのあたりを勉強し直そうか」と、少し先のことを考える時間は、それ自体は悪くないなと思う。
インプットは、単に新しい知識を仕入れるということではないのだろうと思う。人の実践を見て、自分のやり方を相対化する。うまくいっていないところを、他人の言葉を借りて言語化してみる。
その作業を経ないと、アウトプットのほうも少しずつ痩せていくのではないだろうか。
出すために入れる、という当たり前のことを、年に何度か、こうして意識し直させられる。7月の研究会一覧は、そのためのちょうどよい踏み台なのかもしれない…などと思いながら、今日もまた成績処理に戻るのである。




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